「『ランチは毎日みんなで一緒』というルールがあって
一人でランチにいけず苦痛で仕方ありません。
たまになら行きたいのですが…」
先日、HSPの30代・女性の方から
職場の人間関係でこのようなご相談を受けました。
HSPの方は団体行動が苦手だったり、
人と一緒にいると疲れる傾向があります。
いわゆる「人疲れ」
相手の気持ちや状況を察して、
自分がどう立ち振る舞うか考えているので
体力や気持ちがもたないのです。
周囲に合わせて行きたい店には行けない。
食べたいメニューを頼まず、みんなと同じもの。
相手の気分はどうなのか、何を話そうか・・・
休憩時間なのに、全く気が休まらないご相談者さま
だから一人になりたいんですよね。
なかには、
「一人でランチします、と言えばいいのに」
「言っても相手はそんなに気にしないよ」
と思われる方もいらっしゃると思います。
しかしHSPの方は
「自分の意見を言う事で相手の意見を妨げないか」
「気分を害してしまわないか」
「相手を否定してる事になるのでは?」
と色々思考を張り巡らせ
罪悪感を感じてしまい、言えないのです。
「一人になりたい」というのは
「人が嫌いだから」ではなく、
思考と心を休ませて
エネルギーチャージをするための時間。
だから必要なんです。
職場の人間関係で、
相手の事を気にしすぎて
言いたい事を我慢し、
人間関係に疲れてしまう
でも、これは思考と行動のパターン。
思考を変えれば行動も変わります。
まずはHSPの特性を理解し、
自分の思考や行動のパターンに気づき
少しずつ変えて行けば
一人ランチは夢ではなく必ず叶いますよ。