【HSP】抑圧されて苦しい人間関係と自由で楽な人間関係の違いは?

心のお守り専門家 HSPカウンセラーの竹本です。

30代女性のHSP気質の会社員Aさんのご相談

本日のご相談者は、30代の女性でHSP気質のAさんです。Aさんは相手の機嫌を損ねることが嫌で、友人関係や職場で常に他人に合わせてしまい、疲れ果ててしまうとお悩みです。どうしたら良いのか相談に来てくださいました。

人間関係で悩むのは、相手に合わせすぎて疲れるからだと思います。人と会っている時は気を張り、話を合わせているので、1人になると疲れがどっと出てきます。その繰り返しでますます人と合うのが億劫になってしまいます。

さて、相手に合わせて疲れてしまう人間関係は、どのように改善すれば良いのでしょうか?

それは、本心に気付くことです。自分の本当の気持ちに目を向けることです。

ストレスがあると、人は無意識のレベルで自己防衛機制が働きます。人に合わせている時は、つまり「自分の感情を無視」しています。感じないようにすることでストレスを回避しようとしている一方で、我慢がたまります。感情を感じにくくなり、怒りや不満が溜まってしまい、心身の不調を引き起こす可能性があります。

Aさんは、自分の気持ちを抑え込むための思い込みを持っています。それは次の3つです。

1.全ての要求を受け入れなければならない

Aさんは他人の要求を全て受け入れなければならないと思っています。ですが、周りの要求に応じること自体は悪いことではありません。しかし、NOと言わずに全てを受け入れてしまうと、「断らないキャラ」や「便利屋」と見られるようになります。次第に感謝されなくなり、モヤモヤが溜まっていきます。

2.人の役に立たなければ自分に価値がない

Aさんは自分の存在価値を「人の役に立つこと」に結び付けています。そのため、体調が優れない状態でも仕事を引き受けてしまいます。また、先ほどの「全ての要求を受け入れなければならない」という思い込みも持っており、仕事を断ると自分に価値がなくなると思い込んで、無理をしてしまいます。

3.頑張ればいつか努力が報われる

努力は大切ですが、Aさんはなぜか苦手なことや辛いことに頑張ろうとします。自分にとって簡単なことや得意なことを「ラクをしている」と感じ、自ら仕事を増やし、量を重視して質を見落とす傾向があります。しかし、これによって仕事の評価が上がるわけではありません。

人に合わせすぎると、本当はどう感じるのか、自分の感情を感じることができなくなってしまいます。好きだったことすらも鈍感になってしまいます。

Aさんは幼少期に厳しい両親から育てられたため、「親の言うことを聞いていれば間違いない」という思い込みがあります。大人になっても意見が聞いてもらえないため、親との会話が一方的になってしまうと感じています。

人に合わせないようにするためには、自分の感情を感じることが重要です。自分の心の声に耳を傾けることで、「これが良い」「これが嫌だ」「自分はこうしたい」という気持ちを把握することです

心のお守りメソッドとは?

私のカウンセリングでは、心のお守りメソッドを使っています。これは自分の心の扉にノックし、本当の気持ちを呼び起こし、自分自身で行える簡単な方法です。心の声が聞こえるようになれば、コミュニケーションの工夫をすることで人間関係を改善することができます。

Aさんは心のお守りメソッドを身につけた結果、自分の気持ちを言えるようになりました。自分が何かを言うことが許されないと思っていたけれど、言ってみたら意外にも相手が聞いてくれたと述べています。

本心に気づきたい方や人間関係を改善したい方は、お試しカウンセリングを受けることもできます。どんな些細なことでもお気軽に相談してください。

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