自分の選択に自信がもてるカウンセリング
HSPカウンセラーの竹本です。
「毎日こんなに頑張っているのに、なぜか思うような結果が出ない」 「他の人より努力しているはずなのに、なぜかいつも損してしまう」
そんな風に感じること、ありませんか?特にHSPの方は、人一倍努力家で責任感も強いのに、なぜか報われないと感じることが多いかもしれません。
かつての私は、まさにその状態でした。仕事ではミスをしないよう丁寧に取り組み、相手のことを最優先に考え行動をしていました。でも、気がつくと疲れ果てているのに、評価されるのはいつも他の人。自分ばかりが損をしているような気持ちになっていました。
「なんでうまくいかないんだろう…」と思いながらも、状況を変えることができませんでした。なぜなら、「頑張ること」以外に、自分を支える方法を知らなかったからです。
でも、あるとき気づいたのです。問題は努力の量ではなく、選択の仕方にあったということに。
報われない理由は「不幸になる選択」をしているから
一生懸命頑張っているのに報われない理由、それは不幸になる選択を無意識にしているからです。
例えば:
- 断れずに他人の仕事まで引き受けてしまう
- 自分の意見より相手の意見を優先してしまう
- 完璧を求めすぎて時間をかけすぎてしまう
- 「嫌われたくない」という気持ちで判断してしまう
これらの選択は、一見すると「良い人」「頑張っている人」に見えますが、実は自分を疲れさせ、心を消耗させる「不幸になる選択」なのです。
なぜ不幸になる選択をしてしまうのか
では、なぜ不幸になる選択をしてしまうのでしょうか?
その根本的な理由は、「安心と自信の土台となる心のお守り」がまだ築かれていないからです。
この土台(心のお守り)がないと:
- 「断ったら嫌われるかも」という不安で判断する
- 「これで大丈夫かな」という自信のなさで過度に努力する
- 「私なんて…」という自己否定で自分を後回しにする
つまり、不安や恐れをベースにした選択をしてしまうのです。そして、このような選択は往々にして「不幸になる選択」になってしまいます。
「安心と自信の土台」を築くとは
「安心と自信の土台」とは、何があっても揺らがない自分軸のことです。
この土台があると:
- 「私は私でいいんだ」という安心感がある
- 「私にはできる」という自信がある
- 「私は大切にされてもいい存在だ」という自己肯定感がある
このような内側の安定があると、外の状況に振り回されることなく、自分にとって本当に幸せになる選択ができるようになります。
土台を築く3つのステップ
1. 自分との対話を大切にする
毎日少しでも、「今日はどんな気持ちだった?」「本当はどうしたかった?」と自分に問いかけてみてください。
2. 本音を受け入れる
自分との対話で出てきた本音は否定せずに「そう感じているんだね」と受け入れてあげてください。HSPの方は特に、自分に厳しく、感情を否定しがちですが、その感情こそが大切なのです。
3. 小さな「自分優先」を実践する
いきなり大きな変化は難しいので、小さなことから始めましょう。例えば、本当に疲れているときは我慢せずに「今日は早く帰ります」と言ってみる。好きなものを食べる時間を作る。そんな小さな「自分優先」が土台を作っていきます。
あなたは十分頑張っています
最後に、これだけは伝えたいことがあります。
あなたは十分頑張っています。
報われないのは、あなたの努力が足りないからではありません。ただ、その努力を自分のために使う方法を、まだ知らないだけなのです。
「安心と自信の土台」は、一日で築けるものではありません。でも、毎日少しずつ、自分を大切にする選択を重ねていけば、必ず築くことができます。
そして、その土台ができたとき、あなたの人生は大きく変わり始めるでしょう。不幸になる選択が幸せになる選択に変わり、頑張った分だけ、いえ、それ以上に報われる人生が待っています。
あなたは一人じゃありません。一歩ずつ、一緒に歩んでいきましょう。
もし今、「安心と自信の土台」を築きたいと思われたら、お気軽にご相談ください。HSPの特性を理解したカウンセリングで、あなたの土台づくりをサポートします。