HSPカウンセラーの竹本です。
本日のご相談者さまは、HSP気質の30代女性のYさんです。
彼女は、職場でいつも罪悪感を感じてしまい
耐えられなくてどうしていいかわからず相談にやってきました。
「仕事では上司のフォローや後輩の指導、後輩からは上司の愚痴を聴いたりして中間管理職みたいで疲れてしまって・・・。上司に言われなくても、きっと○○してほしいんだろうなーとわかるので色々仕事をしてたのですが、もうやりたくなくて、気づかないふりをしたりしたら罪悪感がすごくて…他にもたくさん罪悪感で頭がいっぱいなんです。どうしたら無くなりますか?」
なるほど~
気づかないふりするのも疲れますよね。
わかっているのにあえてやらない
敏感で繊細さんなら
普通の人より気づくことも多いですし
罪悪感何十倍です。
さて、罪悪感はどうやって消したらいいのでしょうか・・・
それは・・・
「まず、いい人と見られたい願望を認めてください」
( ಠ_ಠ)むむっー!(そんなつもりないですって?)
お気持ちはわかります。
罪悪感を感じてる時は
苦しいし、ツラいし
気持ちも落ち込みますよね。
でも、それは「いい人に見られたい」と思っている裏返し。
「いい人」には「出来る人」「私の方が優れている」も含まれますね。
○○な私に見られたい、が根底にあります。
たとえば・・・
職場の改善点に気づいてしまうけど、業務外の事だし、そこまでやりたいわけではない。周りはなぜか誰も気づかない。気づいているのに見知らぬふりをすることに罪悪感を感じる(上司や同僚よりも私の方が問題点をわかっている)
仕事でミスをした時に、○○すればよかった、分かってたのに出来なかった、と何週間も何か月も思いめぐらし、迷惑をかけてしまった…と罪悪感を感じてしまう(本当はもっとうまくできたかもしれない)
仲の良い同僚の相談にのったが、結局悩みが解決できなかったことで罪悪感を感じる(解決してあげられるはずなのに出来ない)
罪悪感を感じるなら、それは(状況や相手をコントロールしたい)と思っているから。
Yさんは、自信のなさや、人の目を気にするので、いい人に見られたい、出来る人に見られたい願望があり、理想じゃない自分から離れてしまうと罪悪感が出てきます。それはプライベートも同じでした。
では、どうやって罪悪感を感じなくするのか、というと
(いい人に見られたいんだなー私は)
と認めていくことです。
少しずつ、少しずつ、自分の感情を受け入れていく。
そうすることで
罪悪感は小さくなっていきますよ。
罪悪感だけに限った事ではないのですが
悩んでいる時は自分のエネルギーを消耗してしまいます。
限られた時間、限られたエネルギーを奪われるのではなく
自分のために使いたいですよね。
罪悪感を感じていても何も現実は変わりません。
もし、罪悪感を感じているなら
自分の本心に気づくチャンスです。
でも一人で罪悪感をまるごと認めるには限界があります。
罪悪感に苛まれている方
悩んでエネルギーを消耗し疲れやすい方
自分のためにエネルギーを使いたい方は
ぜひお試しカウンセリングにお越しくださいね。