向上心は不幸のはじまり

自分の選択に自信が持てるカウンセリング
心のお守り専門家 HSPカウンセラーの竹本です。

突然ですがあなたは向上心がありますか?

「仕事ができるようになりたい!」
「人として大きく成長していきたい!」
「もっと高みを目指したい(成功したい!」

生きていく上で原動力になる一方で
不幸になってしまう原因にもなりかねません。

もし、頑張っているのに苦しい…
いつまで経っても現状が変わらない…
と思われる方にとって
何かヒントになれば幸いです。

さて、向上心が不幸になってしまう理由

それは・・・

成長し続けないといけない

と思っているからです。


(え?当たり前じゃん)と思われましたか?

はい、当たり前と言えば当たり前です。
向上心とは現状に満足せず常に高みを目指すスタンスですから。

しかし、これからご紹介する3つの考え方を持っていると
成長するために頑張り続け苦しくなっていきます。

1、成長は新しいことを学ぶこと

新しいことを学びたい、これは好奇心です。

でも、次第に、新しいことを学んでいないと成長しない、と思うようになると

・仕事が慣れてしまうと転職する
・プライベートや仕事の人間関係をリセットする

など、環境を変えようとします。

2、成長は困難なことを乗り越えるもの

困難なことを乗り越えると人として大きく成長する、
確かにそうですよね。

困難は前例がないからどうやっていいか分からず
試行錯誤するから経験となり
人としての器が一回りも二回りも大きくなります。

それが、次第に苦しくないと成長しない、と思い込みがちになります。

3、頑張らないのは悪いことだ

頑張ることは良いことですが、

頑張らない=悪い事と考えていると休むことが苦手だったり
休むと罪悪感や不安が芽生え、頑張り続けてしまいます。

職場で、さぼっている人や手を抜いている人を見ると
許せない人はこの考え方を持っているでしょう。

どの考え方も、良いことです。
向上心を満たす望みは叶っているのですが

・新しいことを学び続けないと成長しない
・成長=困難
・頑張り続けないといけない

この3つが重なると奴隷のように負のループから抜け出せません

現状に満足できないですし、休めないので、全力疾走し続け
最後は苦しくなって動けなくなってしまいます。

頑張っているのになぜか苦しい方は
この3つの考え方をお持ちかもしれません。

私もかつてこの考え方を持っていました。

・困難なことを乗り越えた先には大きな成長がある
・新しいことを学んでいる時は成長している
・頑張らないのは悪いことだ

昔の私は自信がなく劣等感が強かったので
成長しなければ、と頑張り続けていました。

仕事ができるようになりたい

でも仕事に慣れ、人間関係が広がらないと
成長しない(ここではダメになってしまう)
と思い転職を繰り返していました。

友人と比べても、なぜか悩みやリストラ、パワハラ等のトラブルが多く
当時は「私の人生の課題なんだ」と乗り越えましたが
乗り越えても、乗り越えても、一向にトラブルが収まる気配はありませんでした。

ここまで読んで、心あたりがある方は
「ではどうしたらいいの?」と思いますよね?

少しだけご紹介すると

STEP1、気付く
(このブログを読んで気付いた方は無意識から意識に上がってきたのでOKです)

SPTE2、考え方を緩めます。

例えば・・・

①成長は新しいことを学ぶこと
→新しいことを学ばなくても成長はする

②成長は困難なことを乗り越えるもの
→困難なことを乗り越えなくても成長できる

③頑張らないのは悪いことだ
→頑張らなくても悪いことではない。時には頑張らないことも必要だ。

気持ちがざわつかず受け入れられそうな言葉に変えていく。
慣れたら、さらに言葉を変換していきます。

ご紹介した例は私の場合ですが、
人によって考え方や言葉が違ったりするかもしれませんので
ご自身の場合はどうか考えてみてくださいね。

幸せになりたくて頑張っているのに
一歩間違うと
辛いままの人生になってしまいます。

不幸になる向上心、持っていませんか?

今回の記事を読んで「私のことだ」と思った方
向上心の緩め方をやってみたけどよくわからない方
不幸になる向上心以外には他に何があるのか知りたい方は

お試しカウンセリングを受けてみてくださいね。

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