心のお守り専門家
HSPカウンセラーの竹本です。
あなたはマルチタスクは得意ですか?
職場で仕事が溜まってしまい転職を考えている
HSP気質のHさん(30代・女性)です。
職場の便利屋さんになってしまい
誰かが退職したり、休むとその仕事が回ってきて
自分の仕事に着手できず仕事が溜まっていく一方。
理不尽な環境に転職も視野には入れてるものの
「マルチタスクで仕事ができるようになりたいのですが
どうやったらできますか?」とご相談にきました。
マルチタスクとは複数の業務を同時進行で進めていく能力です。
短期間にパパっと切り替えられるスピード感も求められます。
ひと昔前は、「仕事ができる人」の象徴でしたね。
さて、どうやったらマルチタスクができるようになるのでしょうか?
それは…
マルチタスクはしなくていい。
シングルタスクを繰り返しましょう。
「シングルタスク」がいきなり出てきて
「??」だと思いますので
詳しくお伝えしますね。
HSPさんはマルチタルクは苦手
HSPさんは日常生活の刺激から身を守るので精一杯。
その上、仕事でやることが沢山あると頭がパンクしがちです。
「結局は全てやることだし」と優先順位をつけられず
仕事も丁寧なため時間がかかり仕事が溜まりがちです。
マルチタスクは脳に負担がかかる
マルチタスク=仕事ができる、と思われていますが
『Journal of Experimental Psychology』に掲載された論文(2001年)では
マルチタスクで生産性が40%低下する、
イギリスの心理学者の実験ではIQが一時的に下がる結果が出ていますし
枝川義邦氏(脳神経科学者)によるとストレスホルモンが増加されるので
脳にダメージがある、と言われており
マルチタスクが苦手なのは当然です。
シングルタスクを繰り返す
事前にやることを書きだします。To Doリストを作ります。
(=全体量を把握しとく)
そして優先順位、期限を決めてしまいます。
順番に取り組んでいきます。
自分の仕事=シングルタスクで一つずつ取り組むのを繰り返すのです。
シングルタスクを繰り返した結果
周りからは、マルチタスクをしているように見られます。
慣れてくると切替えも早くなるので
余裕も少し生まれます。
ただし、それには
「自分を優先してもいい」「大事にしていいんだ」と思えるのが
一つのポイントになります。
「自分を優先したら周りに迷惑がかかってしまう」
と脳内のおしゃべりが聞こえてくるなら
心の声に耳を傾けるのが大事になってきます。
私のカウンセリングでは
自分の本心に耳を傾けられるようになる
心のお守りメソッドを提供しています。
本心に耳を傾けられるようになると
優先順位をつけられるようになります。
マルチタスクが苦手なのに克服しようとするのは
自信をどんどん無くしてしまう自滅パターンです。
マルチタスクをしているように見られたい方
シングルタスクで仕事をしたい方
心の声に耳を傾けられるようになりたい方は
まずはお試しカウンセリングを受けてみてくださいね。