本日のご相談者は
HSP気質の20代後半の女性、Mさんです。
Mさん「営業アシスタントをしているのですが、
上司の威圧感がすごくて、仕事がやりずらいんです。
報告や判断を仰ぐときに、機嫌が悪い時は避け
様子を伺いながらタイミングを見計らって話しかけるのが苦痛です。
何かいい方法ないでしょうか」
この手の話は、よくあるのではないでしょうか。
明日から上司が温厚な人にでもなればいいですが
ならないですよね・・・(^▽^;)
上司に限らず、
相手の様子を伺いながら仕事をするのは大変です。
どう対処したらよいのでしょうか。
それは・・・
HSPの気質を知る!
は??(# ゚Д゚)
・・・気質を知ったって解決しないじゃないか!!
(と思いましたよね)
残念ながら魔法のように
一気に解決する方法はありません。
どういうことなのかといいますと
Mさんは最近テレビやネットでHSPを見て
自分の事かも?と思い始めたそうです。
お話した感じではHSPの気質は強いと思います。
HSPはハイリ―センシティブパーソンと呼ばれ
繊細で敏感で共感力が高く傷つきやすい人です。
人より何倍も敏感で繊細な感覚で
常に身の危険を感じているので
ストレスも人の何倍にも感じます。
これは変えようがありません。
Mさんは、
気にならないようにするためにはどうしたらいいか。
自分が強くなったらよいのでは?
と思っていたそうですが
気質なのでかわりません。
変えようとすればするほど、
できない自分を否定し
生きづらくなるでしょう。
ですから、
この気質を知ることが
対処への第一歩なのです。
例えば・・・
1、HSPは人より身の危険を感じやすいです。
威圧感は生命の危機を感じる恐怖です。
でも周囲の人はMさんほど威圧感を感じない人もいるはずです。
残念ながら他人も同じように感じている訳ではありません。
2,HSPは傷つきやすいです。故に、自己肯定感が低い傾向があります。
上司の機嫌が悪いとなんでも自分のせいで…と思いがちです。
Mさんは仕事をしたいだけで、悪いことはしていません。
Mさんは悪くありません。
3,HSPは周囲のあらゆる危険から身を守ろうとするために
平和で安全な環境を作ろうと常に周囲にアンテナを張り巡らせます。
(無意識にしてるのでそんなつもりはないと思いますが・・・)
これらの3つが合わさり、Mさんは職場で働きにくくなります。
(環境に左右されやすいのもHSPの傾向です)
なぜ、自分が苦痛を感じるか、
原因が分かると少しだけ
ホッとしませんか?
知らないまま努力をし続けると
苦しさから逃れる事ができません。
気質を知ると
どう付き合っていくか
どう活かすかが
はじめて、見えてきます。
HSPの気質を活かした
頑張り方がわかってきます。
威圧的な上司を変える事はできませんし
仮に他の会社に転職したとしても
どこの会社にも威圧的な人はいます。
まず、自分を知って、受け入れる事が
今のMさんに必要です。
気質を変えることはできなくても
自分を知り、受け入れ選択を変えれば
行動も変わり人生変わります。
変わりたい!と思った方は
お試しカウンセリングへきてくださいね。
HSP、アダルトチルドレン、愛着障害を克服したい方は
自分の選択に自信が持てるカウンセリングにお任せください。
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